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山本

家庭学習について

 皆さんこんにちは。


当教室では、来月に小学生の保護者面談、再来月に中学生の保護者面談があります。



 保護者面談では現在の成績もそうですが、家庭での学習の様子のお話をすることも多くあります。

その中で得たたくさんの知見から、成績が伸びている傾向のある生徒の家庭学習の環境について情報の共有をしたいと思います。




 まず、リビング学習は成績が伸びやすい傾向にあります。

実際、自室学習で成績が良い生徒と比べるとリビング学習で成績の良い生徒の方が圧倒的にマジョリティです。

大学生のときの教育心理学の講義で確かにリビング学習の方が効果的である習ったのですが、実際に現場を見て話を聞いて単なる机上論ではなかったと実感しています。

 もし自室学習からリビング学習に切り替えてもらう際、「自分だけは違う」と断り自分のことを特別視するような言動があった場合は、思春期特有の痛い勘違いをしてしまう時期なのだと思って溜飲を下げ、冷静に「次の結果が悪かったら自室学習禁止」という方向にもっていくとよいでしょう。成績が上がれば「成績を上げる」という目標は達成ですし、成績が下がれば自室学習を禁止することが出来ます。



 また、ながら勉強をしないことも重要です。

イヤホンをして音楽を聞きながらの方が集中できるという生徒は多いですが、残念ながらそれは勘違いです。これは心理学や脳科学の観点からも立証されています。

これも家庭できっちりとながら勉強を禁止しているご家庭では生徒の成績が良い傾向があります。

もし過程で指摘した際、「自分だけは違う」と自分のことを特別視するような(以下略)



 もう一つ、睡眠時間をきっちりしているご家庭の生徒は成績が良い傾向にあります。

勉強において最も大事なことは睡眠です。徹夜でも結果を出せると思っているのは明らかな勘違いです。睡眠時間が6時間未満であるとパフォーマンスが落ちるというエビデンスもあります。成長期でもある小中学生にとって望ましい睡眠時間は9~11時間です。

 もし睡眠時間について指摘した際、「自分だけは違う」と(ry



以上3点が家庭学習における最低限用意していただきたい学習環境です。


塾の現場からでは家庭のことに関して触れることが出来ないので、是非保護者の方には学習によい環境を整えてあげていただきたいと思います。

また、この記事を見た生徒の皆さんは、保護者の方に反抗せずこの3点だけは素直に聞いて実行してください。


よろしくお願いいたします。


それでは。

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